こんにちは。ひよっこ社労士ととです。
本日は社労士試験の勉強方法などの記事(【社労士試験一発合格】勉強期間・実際の勉強時間・勉強方法について「合格のためのおすすめ勉強法!」 - ひよっこ社労士の独立開業への道)で話に出た「Excelを使ったおすすめ社労士試験勉強方法その2」についてお話させていただきます!
【目次】
1.社労士試験は似てるけど微妙に違う箇所が多い??
社労士試験の勉強期間や方法などの記事でお話しさせていただいたとおり、勉強を繰り返していると、次のような事態に陥る方は多いと思います!
(例)「延滞金利率の緩和期間」
労働保険徴収法の労働保険料:「期限の翌日から2か月を経過する日までの期間については、年7.3%」
健康保険法や国民年金法、厚生年金法の保険料:「納期限の翌日から3か月を経過する日までの期間については、年7.3%」
なので、
労働保険徴収法の問題で間違えて
3か月だと思ってたけど、2か月だったか-ふむふむ。
数日後、国民年金法の問題で間違えて
2か月だと思ってたけど、3か月だったかーふむふむ。
こんなことを繰り返してしまい、ドツボにハマる可能性がある箇所が多々あります。
そのために、各法令を跨いだ横断まとめを作成することをおすすめします!
市販の教材等でも対策しているものはありますが、自分が混合しやすい箇所だけに絞れたり、自由に追加できたり、自分用のメモを入れたりしやすいExcelでの作成が効率的だと思います!
2.Excel横断まとめ表作成例
次に私が実際に作っていた類似箇所まとめ表について紹介させていただきます。
下がその表の一部抜粋になります。
簡単な作成項目を説明しますと以下のとおりです。
- A列に類似箇所の項目表題
- B,C列に法令、科目名
- D列にテキスト該当頁
- E列に類似箇所の詳細内容
- F列に自分で考えて(←これ大事)要点をまとめる。備考等を記入。
この表の例で取り上げているのは「雇用契約の更新による取り扱い」についてです。
労働基準法では「契約を3回以上更新し、又は雇入れの日から起算して1年を超えて継続勤務している者を更新しない場合、期間満了の30日前までにその予告が必要」
雇用保険法では「労働契約の更新により3年以上引き続き雇用されるに至った場合において更新されないことになった」場合、特定受給資格者に該当
という規定がそれぞれあります。
私はこの「3」という数字が共通していることが原因で、
あれ…3年だっけ…?3回だっけ…?
あかん…わからん…
と、なることを何度か繰り返していました!
こういった事態を防ぐためにも上で書いたとおり「自分で考えて要点をまとめる
」
これがすごい大事だと思います!
やっぱり自分の頭で理解しないと記憶に定着しないので、それぞれの規定を並べて比較整理し、シンプルにまとめるのが一番の近道です。
まとめることに時間を費やすことにはなりますが、こうやってまとめておくことで問題演習をするなかでさらに似ている箇所を発見した際にも、Excelであれば簡単に追記できますし、それを印刷することで模試や試験会場でも簡単に確認ができます。
3.おわりに
今回は自分が社労士試験の勉強方法の中で自分なりに工夫して行ったExcelでの「類似点比較まとめ」についてお話させていただきました。
社労士試験は関連法令が多く、類似箇所が所々に現れます。
最初は似ている箇所があることにそもそも気が付かない可能性もありますが、テキストや問題集を何度か繰り返していく中で自分が何度も間違える原因が類似箇所を混合していることだと気づく瞬間があります。その際に漏れなく整理することが大切です。
また、私が見つけた社労士試験の類似箇所についてピックアップしてお話させていただきたいです。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではまたー