こんにちは。ひよっこ社労士ととです。
運よく社労士試験に受験1回目で合格できたので、本日は社労士試験に向け、どのように勉強したのか、どれくらい勉強期間をとったのか、1日どれくらい勉強したのか、勉強方法や工夫した点などについてお話させていただこうと思います!
今後社労士試験を受験しようとしている方や勉強中の方の参考になればうれしいです!
よろしくお願いいたします。
【目次】
1.勉強期間・勉強時間について
まずは勉強期間についてです!
社労士試験を受験してみようと思い立ち動き出したのが2023年の8月下旬で、たまたまなんですが、次の試験のちょうど1年前でした。
ネットで社労士試験の合格に必要な平均的な勉強時間が800~1000時間、ちょうど試験までの1年間365日で割り返すと1日2~3時間の勉強を継続する必要があるとわかったので、それを目標に勉強を開始しました。
最終的に私の試験までのトータル勉強時間は約900時間でした。
2.独学、通学、通信教育どれにするか
次に、考えたのがどのように勉強するか、すなわち勉強教材等も書店等で揃えて独学で勉強するか、予備校などに申し込み通学するのか、間をとって通信教育にするのかでした!
時間密度を高く維持するためには、途中で勉強方法の変更をすることは避けたかったですし、自分の性格上、電車を乗り継いで通学することは勉強が遠のく原因になり得るのはわかっていたので、独学か通信講座の二択にはすぐに絞れました。通学のための移動時間ももったいないですしね!
3.アガルート、スタディング、フォーサイトで検討!
完全な独学か通信教育か迷い、まずは通信教育の資料請求、サンプルの取り寄せをしました!
ネットで調べて、評判や費用を参考にアガルート、スタディング、フォーサイトの3つに絞り、それぞれのテキストの読みやすさや問題集の履修のしやすさを確認し、自分に合いそうかどうかを試すことにしました。
独学と比べれば通信講座の費用も安くはないため、その分の価値があるのかどうかも吟味しました。
最終的にはスマートフォンでも手軽に勉強ができる点、動画を視聴することで繰り返しの学習がしやすい点、テキストが自分的に見やすかった点などから効率的な勉強ができると思い、通信講座のフォーサイトを選ぶことに決めました!
スタディングはスマホなどの端末上ですべて完結する点がお手軽でよさそうだったんですが、ある程度は書き込んだりしたいタイプなのでその点で脱落し、アガルートも悪くなかったのですが、個人的にフォーサイトのテキストの印象、問題集の作りのが好きだったためアガルートも選びませんでした。
4.実際の勉強方法について
試験の前年9月から学習を始め、当初はManaBun(フォーサイトの学習支援システム)にある学習スケジュールに沿って学習を進めていましたが、10月頃には自分自身でスケジュールを立て学習を始めました。その理由は、自分の記憶の定着度とManaBunのスケジュールが合っていない科目があると感じたからです。
自分が苦手だと感じる科目はなるべく早く再度履修する、逆に記憶の定着ができていると感じる箇所は履修頻度を落としました。そういった調整をしないと学習範囲の広さ故に、苦手な箇所は再度履修する頃には記憶からほぼ抜け落ちてしまい、1周目とほぼ変わらない効果になりかねないと感じたためです。
また、テキスト、動画でのインプット、問題でのアウトプットをひたすら繰り返す中で、間違えた問題の原因の追究を行っていました。
★間違いの原因のカテゴライズ
社労士試験の勉強をしている中で気が付いたのですが、
❶社労士試験は勉強範囲が広い
+
❷類似した箇所(なんか微妙に違う箇所)が多い
ことがわかってきました。
例えば、「延滞金利率の緩和期間」で言えば、労働保険徴収法の労働保険料は「期限の翌日から2か月を経過する日までの期間については、年7.3%」ですが、健康保険法や国民年金法、厚生年金法の保険料は「納期限の翌日から3か月を経過する日までの期間については、年7.3%」と規定していたり。
これに気が付かないと
「そもそも覚え間違えていた」
なのか
「他の箇所と混合してしまった」
が区別がつかなくなり、何度も間違えることになります!
労働保険徴収法の問題で間違えて
3か月だと思ってたけど、2か月だったか-ふむふむ。
数日後、国民年金法の問題で間違えて
2か月だと思ってたけど、3か月だったかーふむふむ。
みたいなことを繰り返す羽目になります!
そのために、間違えた原因を
1.そもそも勉強していない(テキストの該当箇所に目を通していなかった)。
2.勉強したが、忘れてしまっていた。
3.勉強したが、別の箇所と混合してしまっていた。
上記いずれに当てはまるかをきちんと把握の上、下記のとおり対応をしました。
1の場合、テキスト、動画で学習する。
2の場合、再度履修する。何度も間違える箇所は資料を作成する。
3の場合、混合した箇所の比較整理を行う。
2、3の場合、Excelを使い何度も目を通せるように自分で資料を作成していました。
模試や試験の前にはそのExcelを見れば苦手箇所を手軽に履修でき、繰り返し学習だけでなく、試験直前対策にも役に立ちました。
そのExcelについてもまた別記事で詳しくお話したいと思います!
5.おわりに
社労士試験はとにかく繰り返し勉強することが大事ですし、今回お伝えさせてもらったとおり類似の点が同一法律内、別法律を跨いでとどっちにもあるので横断的な勉強が必要だと感じました。
①何度もテキストでインプット!
②問題集でアウトプット!
③間違えたら間違いの原因を整理の上、対処!
この①~③をひたすら繰り返す!
これが社労士試験合格のためのおすすめ勉強法です。
長くなってしまいましたので、本日はここまでとさせていただきまして、要所要所ありましたもう少し詳しくお話したい点をまた深掘りしてお伝えさせていただきます!
ではまたー